あなたの家にあるつっぱり棒は落ちてきませんか?
実は意外と知られていないつっぱり棒の設置方法!
大体が説明書に書かれているのですが、見ずに設置しちゃいますよね?
落ちないつっぱり棒のアレンジ方法は色々あると思いますが、まずは基本の設置方法を知っておきましょう。
バネ式つっぱり棒
一番よく使われているこのつっぱり棒。
これは中にバネが入っているのでバネ式つっぱり棒です。
大体の人が、まずつっぱり棒を取り付けたい場所にはめ、そこから伸ばしていくと思います。
しかしこれは間違い!
正しい方法は、取り付けたいところより数cm長めに棒を引き出し、グッと押しバネを縮ませて中に入れます。
バネ式のポイント
- 壁の間隔よりつっぱり棒を長く
- 細い方のパイプから壁に押し当てると取り付けやすい
- 中のバネを縮ませながら押し込む
こうすると棒の中のバネが充分に縮んだ状態で固定されるため、突っ張る力が強くなります。
取り付けたいところに棒を入れたまま伸ばしてしまうと、中のバネは伸びた状態となるので、突っ張る力が弱くなってしまいます。
あらかじめどれくらい長くしておくかは商品によって異なるので、説明書を参考にしてください。
ジャッキ式つっぱり棒
次はよくホームセンターなど売られている、太くてごついこちら。
ジャッキ式つっぱり棒と呼ばれています。
ジャッキ式で重要となってくるのが、棒の長さを固定するネジの締め方。
まずジャッキ式のネジ部分ですが、このネジは内側の鉄パイプに穴を開けて固定しているんです。
ネジをある程度回すと、このネジが内側のパイプに当たり固くなってきます。
しかしそこで止めない!
どれだけ固くても、ネジの根本近くまで回しきることが重要です。
途中からかなり固くなってきますが、もう無理!という限界まで回してください。
ジャッキ式のポイント
- ネジを根本近くまでしっかり回す
- 内側の鉄パイプにしっかりネジを貫通させる
耐荷重について
つっぱり棒には耐荷重が記載されていると思います。
耐荷重とは、どれくらいの重さまでかけられるかという目安です。
この耐荷重ですが、つっぱり棒を伸ばせば伸ばすほど耐荷重は減る。
つまり耐荷重は一定ではないということです。
パッケージに記載されている耐荷重は、つっぱり棒を短く使った場合の耐荷重の可能性が高い。
商品によっては、丁寧に長さ別に耐荷重を記載してくれているものもあるようです。
まとめ
意外と間違えているかもしれないつっぱり棒の設置方法。
つっぱり棒を正しく設置さえすれば、今より強度が増すかもしれません。
今設置しているものも、ぜひ正しい方法で設置し直してみてはどうでしょうか♪