私は年中ハンドクリームが手放せないほど、手が乾燥するタイプで、特に冬はあかぎれ・ひび割れに悩まされています。
そんな必需品でもあるハンドクリームですが、最近は種類が多くどれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
今までパッケージやブランド重視で選んでいましたが、実はちゃんとした基準と選び方があったんです!
この記事では、ハンドクリームの選び方を手荒れの症状の3段階に合わせて説明し、成分別におすすめ商品を紹介していきます。
見たい場所へとぶ
自分の手の状態を知ろう
手の状態は3段階に分けることができます。
- 軽症=粉っぽくカサカサ
- 中等症=ごわごわ硬い
- 重症=ひびわれ、あかぎれ
症状は千差万別ですが、女性は大体どれかに当てはまるのではないでしょうか?
この症状によってハンドクリームを使い分ける必要があります。
カサカサしている軽症の人
粉っぽくカサカサしている人は軽症。
そんな人は保湿系のハンドクリームを使いましょう。
後ほどご紹介しますが、尿素系と抗炎症系のハンドクリーム以外は保湿系となり、そのバリエーションは一番豊富です。
そんな保湿系ハンドクリームですが、ここ数年特に注目されているのがヘパリン類似物質配合のもの。
保湿成分として有名なのがセラミドですが、そのセラミドの浸透力は角質層まで。
しかしヘパリン類似物質はその奥の真皮まで届くため、保湿効果が高いんです。
今まで処方箋がないと手に入らない物が多かったですが、ここ最近ハンドクリームへの商品化が加速し、ドラッグストアやネットショッピングで簡単に購入できるようになりました。
ヘパリン類似物質のハンドクリーム
私が今愛用しているのはNALCです。
デザインもおしゃれなのにヘパリン配合で保湿力抜群。
のびもいいのにベタつかず、香りもしないので食事中も気にせず使えるのが嬉しいポイントです。
あまりにも気に入ったのでNALCのミルクローションもボディに使っています。
他にもドラッグストアで購入できるものとして
これらはパッケージが薬剤っぽくおしゃれではないので、おすすめの使い方は自宅使用。
外出先ではシンプルでおしゃれなNALCを使っています。
ヘパリン類似物質ハンドクリームの注意点
使用が適さない場合もあるので、持病や併用している薬がある人は薬剤師に相談してください。
皮膚が硬くなっている中等症の人
手荒れが進行中で皮膚が硬くなっている人は中等症です。
そんな人は尿素系のハンドクリームを使いましょう。
尿素は硬くなった角質をやわらかくする働きがあり、塗ったあと実感が得られやすいのが特徴。
尿素系のハンドクリームは、パッケージに大きく尿素と書かれています。
尿素配合のハンドクリーム
尿素配合でかわいいハンドクリーム
尿素配合ハンドクリームもやはりパッケージにおしゃれさはありません。
ということで、こちらも尿素配合率は低いですが、パッケージがかわいいものをご紹介しておきます。
尿素系ハンドクリームの注意点
効果の高い尿素系ハンドクリームですが、必ず守ってほしいことがあります!
尿素系クリームは、長期間使うと尿素の作用により角質の薄い層がより薄くなり、外からの刺激に弱くなります。
皮膚がやわらかくなってきた場合は、保湿系のハンドクリームに切り替えを行いましょう。
ひびわれ、あかぎれが強い重症の人
ひびわれ、あかぎれが強い人は重症です。
そんな人は抗炎症系のハンドクリームを使いましょう。
抗炎症系とは、その名の通り炎症を抑えるということ。
ひびわれ・あかぎれは炎症が進んでいる状態なので、まずは炎症を抑えることが大切です。
既に皮膚がさけてしまっている場合は、その部分を修復することが最優先!
抗炎症系のハンドクリームはパッケージに「ひび・あかぎれ」と書かれている物が多いです。
裏の成分表示では「グリチルレチン酸」と書かれている物を選ぶようにして下さい。
グリチルレチン酸=炎症を抑える
ハンドクリームと言うより、治療薬と言った方がしっくりきますね。
グリチルレチン酸配合のハンドクリーム
グリチルレチン酸配合でかわいいハンドクリーム
グリチルレチン酸の配合率は低いですが、パッケージがかわいいものをご紹介しておきます。
ハンドクリームまとめ
今までハンドクリームはパッケージやブランド、香りなどで選んでいました。
もちろん軽症~中等症の人はそのような選び方でもいいです♪
それでも、少し配合成分を意識するだけで手の荒れ方がかわるはず。
しかし既に症状がでてしまい気になっている人は、症状に合わせて成分の配合率の高いハンドクリームを選ぶようにしましょう。