本格的な冬到来で、暖房器具が必須となってきましたね。
エアコンももちろんありますが、やはり急速にあたたかくなるヒーターが一番！
最近はおしゃれなヒーターも多く販売されていますが
灯油缶はおしゃれなものがなかなかありません…
ということで、今回はガソリン携行缶とアラジンの灯油ポンプを使って、おしゃれで便利な灯油缶をDIYしたのでご紹介していきたいと思います。
「DIYは面倒だよー！」という方のために、おしゃれな灯油タンクと代用品もご紹介しています。
まずは、ガソリン携行缶を使用したので、意外と知らない灯油ポリタンクの色について理解しておきましょう。
見たい場所へとぶ
灯油ポリタンクの色の意味は？
よくある灯油ポリタンクは赤色と青色のものがあります。
灯油＆灯油ポリタンクについては以下のとおりです。
- 灯油容器の規格はJISで規定されている
- ペットボトルなどの容器に入れるのは禁止
- ポリタンクの色に関する規定はない
- 関東地方が赤色が多い
- 赤色は危険であることをイメージしやすい
- 関西地方が青色が多い
- 青色の顔料はコストが安い
よって、赤色と青色のポリタンクを使わないといけない！ということではないようです。
おしゃれな灯油タンク、代用品をご紹介
Fuel Can
Hunersdorff (20L)
Fuel Can
Hunersdorff (10L)
Hunersdorff社のFuel Canはブラックもありますが、２Lと５Lタンクしかなく灯油を入れるには小さいので、10・20Ｌがよいと思います。
扁平缶 ブラック
瑞穂化成工業(20L)
扁平缶 グレー
瑞穂化成工業(20L)
灯油缶 ホワイト(20L)
ホワイトのポリタンクは水を貯蔵するのに使用されることが多いので、間違えることがないようポリタンクに灯油の表記をすることをおすすめします。
ガソリン携行缶
ステンレス／ガレージ・ゼロ(20L)
ガソリン携行缶
縦型 緑／ガレージ・ゼロ(20L)
ガソリン携行缶
黒／ガレージ・ゼロ(20L)
おしゃれな灯油ポンプのご紹介
自動停止型オートポンプ
三宅化学
ブラックでシンプルですが、抜き差しが必要なタイプなので保管場所にちょっと困るかもしれません。
直付けオートストップ式
三宅化学
こちらは灯油タンクに直付けするタイプなので保管に困りません。
乾電池で作動します。
ポリカンポンプ
アラジン
有名で大人気のアラジン灯油ポンプ。
空気の圧によって給油することができるので、電池切れの心配がありません。
ガソリン携行缶に灯油を入れてもいいの？
ガレージ・ゼロはガソリン携行缶ですが、基本的にガソリン携行缶に灯油を入れることは禁止されていないようです。
灯油缶にガソリンを入れるのは禁止！
しかし、ガソリン携行缶に灯油を入れてもらう際は、間違えてガソリンを入れることがないよう注意が必要！
ガソリン携行缶と灯油ポンプをDIY！
それでは本題にはいりたいと思います。
私が上記の中から選んだのはこの二品。
ガレージ・ゼロのガソリン携行缶でしたら、どの色と大きさでも合うのでご安心を。
まずはガレージ・ゼロのガソリン携行缶ですが、この重厚感からも分かるようにとても重いです。
覚悟はしていましたが、これに灯油を入れるとかなり重くなるので、購入される方はよく検討されて下さいね！
ガソリン携行缶と灯油ポンプの口が合わない！
そもそもなぜDIYが必要かと言いますと…
- 灯油缶の口：65mmもしくは50mm
- ガソリン携行缶の口：約54mm
ということで灯油ポンプは灯油缶に合うように作られているので、ガソリン携行缶には絶対に合わないんです。
つまり、この携行缶の口と…
アラジンポンプ付属品のキャップは大きさが違うんです！
ということでDIYが必要になります。
DIY必要物品
まずこれは、ポンプの先を収納する物で最後に必要になります。
これはポンプの65mmのキャップ。
65mmと50mmのキャップゴム！
これはガソリン携行缶の口に合う物なので、とっても重要になるホース。
ホームセンターで購入したエポキシパテ！
ネットでも購入できます。
DIY開始！
まずは、この二つを組み合わせる必要がありますが、白色透明のホース部分は必要ないので除去します。
この中の網目部分もいりません。
ここからはペンチが必須！
まずこの網目部分を外していきます。
フチを掴んで引っ張るとポンッと外れます。
次はホース部分ですが、ここからは結構力技！
同様にフチを掴んで引っ張ります。
こんな感じではがれてくるので…
中に押し込む！とにかく押し込む！！
すると、このとおりキレイに外れます。
ホース部分が外れると、この２つの部品になります。
ここからはちょっと大変な組み合わせ作業！
合体させるのはこの４部品。
まずゴム二つを…
合体！
ここで登場！
エポキシパテ！！！
重ねたゴムをキャップにはめたいので…
パテを必要分だけ切って練ります！
本当は付属のゴム手袋を装着して行わないといけないようですが、ゴム手袋が邪魔で練ることができなかったので、私たちは素手で。
ちなみに板や紙の上で練り作業を行うと…
このように悲惨なことになるので、下敷きやクリアファイルの上で練り作業をされることをおすすめします。
このエポキシパテですが青と白の二層構造になっていて、練り混ぜることによって硬化し始めます。
しかしこの練る作業が大変！
めちゃくちゃ硬いので一番大変な工程ですが、がんばってください！
この練ったパテをキャップに詰めていきます。
私たちは少しずつ詰めていきましたが、理想は棒状に伸ばしたパテをくるっとはめるのがオススメ。
このようにパテを詰め終えたら…
ゴムを乗せます。
そこに一時的ですが、左の金属をはめます！
ひっくり返すとこうなります。
そして上から力いっぱい押す！
押すことによって、キャップとゴムをくっつけます。
一時的にはめた金属をまた取り出し…今度はパテをこのように巻き付けます！
そしてもう一度キャップにはめま、また上から力いっぱい押す！
押すことによって、今度はキャップと金属をくっつけます。
次はキャップと金属の隙間を埋めていきます。
パテを練り混ぜて棒状にしたら隙間に入れていきましょう！
（パテは色ムラが無くなるまで、しっかり練りましょう。笑）
隙間にパテを入れたら、ちょっと押したりしながら詰め込みます。
更に棒状にしたパテを入れたら、後は成形！
指でギュッギュッとしているとこんなにツルンとキレイになります。
パテは１時間程でかたまるようですが、念のため一日置きました。
すると弾力はありますが、カッチカチにかたまります。
フタを吊るせるようにしよう！
携行缶に灯油ポンプを直付けすると、今度は携行缶のフタの置き場に困ります。
ということで、フタを吊るせるようにしたいと思います。
ホームセンターでこちらを購入！
アロンアルファは超強力の金属対応の物を！
チェーンの太さや長さはお好みの物をどうぞ。
まずはチェーンを携行缶に付けます。
ちょっと長すぎるので…
私たちは２重にしました。
次はフタに加工をします！
携行缶のフタに、アロンアルファでビラカンくっ付けます！
ビラカンを付ける位置はここがおすすめ。
なかなかくっ付かない感じがしますが、最初にグッとしばらく押し付け、その後数時間放置しているとカッチカチにかたまりました。
後はこのフタとチェーンを繋ぐ必要があります。
私は自宅にあったキーホルダーに付いていた輪っかを使って、チェーンとフタを繋ぎました。
部品を組み合わせよう！
パテで組み合わせたキャップを携行缶に付けます。
キャップを付けた後に、ポンプの先を収納する部品をはめます。
最後にポンプ本体を装着すると…
完成しましたー！！！
携行缶と灯油ポンプでおしゃれにDIYまとめ
このとおり色の相性もばっちしのおしゃれで便利な灯油缶が完成しました♪
屋外ではなく屋内に灯油缶を置きた方には特におすすめ！
見た目もおしゃれでインテリアの邪魔をしませんし、灯油の臭いもほぼ気になりません。
ぜひおしゃれな灯油缶をお求めの方は作ってみてくださいね！
