いつも掃除で悩まされていることがあります。
それはお風呂の水垢。
いや、お風呂と言わず水垢って本当に厄介ですよね。
※ここからは時々水垢写真が入りますのでご注意下さい
まずはお風呂の蛇口。
まだマシな方かもしれませんが、写真でも確認できます。
そして更に我が家のお風呂には横長の大きな鏡があります。
最初はなんてオシャレなんだ!とときめきましたが、住み始めて数日で水垢に悩まされることになりました。
ここからは順番にご紹介していきます。
見たい場所へとぶ
試みた水垢撃退法のご紹介
そこで試みた水垢撃退法は以下の通り。
①まずは『バスマジックリン』とスポンジ
⇒結果:もちろん効果なし
②ちょっと強め『カビキラー』をふりかけてしばらく放置後スポンジでゴシゴシ
⇒淡い期待を抱くも水垢にはもちろん効果なし
③話題の商品『茂木和哉』購入!
同封されていた特殊なスポンジで力いっぱいゴシゴシ
⇒蛇口周囲はまずまずキレイに鏡はあまり変化なし
④新発売『ピカッと輝くシート』購入
少し濡らして使うだけで便利!
こちらも力いっぱいゴシゴシ
⇒『茂木和哉』よりはキレイ?しかし鏡はやはりあまり変化なし
もう心が折れました。水垢って本当に厄介です。
入浴後にかかさないちょっとしたこと
よって少しでも水垢を残さないよう、日々できることをしようと決めました!
まずは入浴後、お風呂から出る前に45度以上のお湯をお風呂全体にかけます。
カビの胞子は45度以上のお湯で死滅するからです。
一部では50度以上のお湯で死滅という情報もあるので、私は50度のお湯をお風呂全体にかけています。
そして登場するのが『スキージー』
いわゆる水切りです。
私は写真のQQQ BATH CLEANERのスリムスキージーを使用中です。
・鏡、壁、床をスキージーで水切り
・蛇口の水分をタオルで拭き取る
以上を毎回行うようにしました。
とても面倒に感じるかもしれませんが、数分で終わります。
しかも水切りが気持ちいいくらいできるので、少し楽しくなります。
本当に面倒でたまらない時でも、鏡と蛇口を拭くのはかかしません!
一日でもおこたると、もう水垢がこんにちはです。
そんな努力もあり、以前よりは赤カビ、黒カビ、水垢が気にならなくなりました。
まずは水垢についてお勉強
まずは水垢についてお勉強です。
水垢とは水道水に溶けたカルシウムやマグネシウムなどの残留物質。
これらの成分が濡れることと乾くことの繰り返しによって、どんどん堆積し落ちにくい硬化した水垢になる。
また水垢はアルカリ性であるため、酸性のものを使用し中和させることができる。
ふむふむ。つまりは、
・水道水は乾燥すると溶けている成分が表面化するため、残らないように拭き取りが大事
・バスマジックリン、カビキラーはアルカリ性なためアルカリ性の水垢には効果がない
ということになります。
次はクエン酸についてお勉強
①クエン酸とは
レモン、グレープフルーツなど柑橘系の果物や梅干しを食べた時「酸っぱい」と感じます。
これがクエン酸の成分であり、無色無臭の粉末です。
②分解作用
クエン酸は酸性なため、水垢やカルキ成分などアルカリ性の物質を中和して分解する働きがあります。
ちなみに同じ性質で酢も使えますが、酢には刺激臭があるのでクエン酸が良いと思われます。
消臭効果もあるようで、アンモニア臭や魚の生臭さ、タバコの副流煙などはアルカリ性の臭いなので、クエン酸の性質によって中和されるようです。
③クエン酸水の作り方
【準備するもの】
・水200ml
・クエン酸小さじ2杯程度
・スプレーボトル
※漏斗(ろうと)があると便利
これらを混ぜてよく振り溶かします。
作り置きも可能です。
注意点として金属面の水垢取りの場合、クエン酸水の濃度が濃すぎたり、クエン酸水パックの時間が長すぎたりすると金属表面を傷めることがあるようです。
オススメはこちらの木村石鹸さんの商品です。
大正13年創業の老舗石鹸屋さんですが、全ての商品のデザインがシンプルでオシャレなのです!
全く別商品ですが、ナチュラルつながりでこちらもおすすめです。
⇒天然由来成分100%!赤ちゃんと自然にやさしい万能洗剤
更に重曹についてお勉強
①重曹とは
天然ミネラルの一種で、アルカリ性です。
よってクエン酸とは逆の酸性汚れを落とす中和作用があります。
②研磨作用
クレンザー代わりとなる研磨作用があります。
また、重曹は粒子が細かく少しずつ水に溶けるので、素材を傷つけずに頑固な汚れを落とすソフト研磨剤として活躍します。
特に、傷つきやすいプラスチック製品には最適ですが、アルミ製品に限っては黒ずんでしまうことがあるので注意!
ということで、私が行おうとしているお掃除での重曹の役割は“ソフト研磨剤” としての活用ということですね!
こちらも木村石鹸さんで購入です。
まとめて購入してもらうといいかもしれません。
他にもセスキ炭酸ソーダや5kgサイズもありますよ♪
クエン酸と重曹でいざ蛇口の掃除開始!
前置きが長くなりましたが、いざ開始!
まずはお風呂場の蛇口から行いましょう。
【準備するもの】
・クエン酸水
・重曹
・キッチンペーパー
・ラップ
Before 写真から
まずはクエン酸水をふりかけ、キッチンペーパーでパック。
1時間半程、パックしたまま置いておきます。
そして流してみます。
後から思えば、乾いた布やペーパーでクエン酸水を拭き取った方が良かったかもしれません。
クエン酸水パックだけじゃ効果はわかりませんでした。
そもそもこの写真じゃ水分が付着していて水垢がわかりづらいですね。
よって重曹の出番です。
重曹をふりかけます。
次にクエン酸水を吹きかけると泡の状態になります。
発泡しているのがわかりますでしょうか?
このように発泡させ、1分程おいてからラップでゴシゴシしました。
ラップを使う理由としては、スポンジだとスポンジの中に重曹が入り込んでしまい研磨効果がなくなるからです。
その結果がこちら!
広い面積の部分は特に水垢が薄くなっています。
単純にゴシゴシと磨きやすかったからでしょう。
アップで見てみます。
まだまだですね。
下の緑色の汚れも目につきます。
もう一度重曹をふりかけ、クエン酸水を吹きかけラップでゴシゴシします。
ゴシゴシ2回目の成果はこちら!
明らかに薄くなっています!
気になっていた下の緑色の汚れもとれました。
ゴシゴシしにくい裏側の写真。
特に水垢が目立ちます。
裏側を重点的にもう一度ゴシゴシ。
3回目ゴシゴシの結果
まだ水垢は残っていますが、ここまでキレイになりました!
本当に鏡のようで自分の顔がはっきり見えました。ひとまず満足。
しかし、注意点もあります。
今回の方法は重曹が研磨剤の役割を果たしており、研磨剤が入っている洗剤やシートも同様ですが、印が削れちゃいます。
このように。ご注意あそばせ。
次は物置きトレーの掃除!
気を取り直して、物置きトレーいきます!
掃除してもすぐにこの有り様。
パカッ!
なんてこった。
今回のトレーのお掃除はクエン酸水パックは行わず、
①重曹をふりかける
②クエン酸水を吹きかける
③発泡させる
④ラップでゴシゴシ
以上の方法で行います!
まずは1回目の結果!
効果は一目瞭然ですね。
パカッとしても、
うん、キレイになっています。
しかしやはりゴシゴシしにくいところは難しいですね。
諦めず2回目のゴシゴシ。
結果はこちら!
銀色の部分も少しキレイになりましたかね。
にしてもゴシゴシしづらい。
完璧ではありませんが、ひとまずよし。
クエン酸水パックをせずとも、ここまで効果を得られることがわかりました!
今後どうすべきか
今回クエン酸と重曹が水垢に効果的とわかったので、これからもこの掃除方法は活用していこうと思います!
そして今後も入浴後の
・お風呂全体に50度のお湯をかける
・鏡、壁、床をスキージーで水切り
・蛇口水分をタオルで拭き取る
は毎日行います!
上記に加えて、クエン酸と重曹を使って水垢が頑固にこびりつく前に定期的にお掃除!
次はとっても厄介な鏡の水垢に挑戦ですね。